説明会に参加する時期

小学6年で、中学の受験を控えている生徒を持つ親は、塾や模擬試験会場への送り迎えなどで忙しい思いをすることとなります。そういった事情から、塾の講師によって、子どもが5年生の間に学校説明会へ行っておくよう、すすめられたという保護者が多く存在します。確かに、5年生の内に適切な志望校を選んで、その気持ちが最後まで変わらなければ、有利に受験準備を進めることが可能となります。

ただし、5年の段階では、実際の入学試験までに学力がどの程度向上するかなど、不確定な要素が数多く存在し、現実的な志望校選びをすることが難しいという問題があります。そういった事情から、受験する時期までに実力が大きくアップしてほしいという希望的観測により、高い偏差値レベルの学校の説明会へ行きがちになります。難関校の説明会で得られた情報が、他の学校説明会を回る際、ひとつの目安になることは間違いありません。

ただ、難関校ばかりを回っていると、後から志望校を選び直す必要性に迫られた時、フレキシブルに対応することができないので、気をつける必要があります。子どもが5年生の内に、学校説明会へ参加する親は、そうした事情を考慮に入れて、多様なレベルの学校を回っておくことが大事です。