特待生の入学資格

学業成績は優秀で、志望校の合格ラインに達する実力があっても、経済的な事情を抱えていると、授業料や入学金などの教育費を支払うことができなくて中学の受験をためらったり、あきらめたりせざるを得ないという問題が起こり得ます。そのように、中学受験に際する金銭的な問題を解決するために、利用することのできるシステムに、奨学金制度や特待生制度があります。

それらの内、特待生制度は、私立の中高で、従来から一般に導入されてきたシステムです。成績が優秀な生徒・学生は、この制度を利用することにより、学費の一部、もしくは全部を免除するという特別待遇を受けることが可能となります。奨学金の給付が認められるのと同じように、特待生としての入学資格を得ることができれば、高額な教育費の負担という問題を心配しなくても済むようになります。

ただし、このシステムに対して、過剰な期待をすると、予期せぬ問題が発生するリスクが高まるので、気をつける必要があります。例えば、学業成績が一定の水準を下回ると、特待生としての資格がはく奪されるという大学が存在します。この制度を過信せず、それらの問題が在学中に発生し得るということを踏まえておきましょう。